加算の結果は常にぬるい。

お湯に水を足しても水にお湯を足しても。

8/28

 

新宿の煌々と輝くビルを眺めつつ帰路につく。

 

また1つのことについて諦め、

また1人の人について諦めた。

 

執着が有り余るのも困り者だが

かといえ無さすぎるのも困り事である。

 

日が暮れた後に体を包む風が気持ち良くなり始めたこの頃。

 

この気持ちはきっと寂しさだ。

 

ああ、今年も秋が来る。